薬がない、手に入らない日本の現実

こんにちは引きこもり主夫です。寒い日が増えてきまたした、朝は子供を見送りに外に出ますが上着がないとちょっと辛いです、寒くなると風邪が増えてきます。風邪ではありませんが、マイコプラズマ肺炎が流行っているとニュースで言われています、子供は元気ですが私はかなりの年寄なので学校からもらってきて移されるのがちょっと不安です。予防の薬もあるようですが、うがい手洗いで気をつけて過ごしたいと思います。風邪を引くと咳や喉の痛みがあるときは必ずもらう薬、最近はその薬が不足していると風邪が流行る度に話題になります、現在もこの問題は解決していません。薬が不足のニュースで無痛分娩で一般的に使用される局所麻酔薬アナペインが足りず大変なことになっているそうです。 原因は製薬会社が製造工場を移転した際、製品に不良品が出たために出荷が完全に停止されており、現在も再開のめどが立っていないそうです。 そのため市場に出回っている物、医療機関にある物だけでなんとかしのいでいる困った状況が起きているそうです。

出産やがんの治療などで使われる麻酔薬の出荷が制限され全国の医療現場で不足する事態となっているそうです。通常に戻るめどは立っていないということで、国や学会は薬の使用に優先順位をつけたり使用量を減らしたりするよう呼びかけている事態です。出産する上で苦痛を和らげるための麻酔薬が足りないことになってる事を初めて知りました、自分の妻は自然分娩で2人を生みました、今考えると生む痛みに対して情報に無関心でした、よく考えたら生む時の大変さを理解してなかった、それを和らげる麻酔薬がないとどうなるのか、それを利用して出産する人も沢山いることでしょう、なのに国は麻酔薬ないから使用制限をして上手く乗り切らなくてはならない、どうしてそんな事態になるまでほっておいたのでしょうか。

薬の販売会社は局所麻酔薬「アナペイン」の出荷をことし6月から制限しています。

局所麻酔薬の使用方法は衛生上の理由で余った分を廃棄していたそうです、薬が不足している現在は使用する前のパックから小分けして、廃棄を出さないようにしているそうですが、12月には在庫が底をつき、手術の延期や使用の制限などの可能性があるとして不安を抱えているそうです。日本の医療は、健康保険の制度もそうですが非常に充実していていろんな薬や医療が受けることができるのが当たり前だと思っていたので驚きを隠せません、病気になっても心配ないと思っていたこの国は今や病院は潰れる医者もいない薬は手に入らない、このままだと医療が受けられなくなるおそれもあるのではと考えてしまいます。医療関係者も1日でも早く安定した供給が再開することを心から願っていますと話していますが「アナペイン」が不足している影響で、産婦人科の中には出産の際に麻酔で陣痛を抑える無痛分べんに応じきれなくなることを心配する声も聞かれます、これから出産を迎える妊婦さんは適切な医療を選べない中でホントに不安だと思います。

ある産婦人科クリニックでは、毎年出産時の痛みを抑える無痛分べんは9割以上にのぼるそうです。その無痛分娩が利用できないとは大変な事になってるのは重大な問題だと述べています。病院側では代替の麻酔薬を使うことで対応しています、その代替え品も仕入れが難しい状況が続いているということです。使用する麻酔の量を予想してむだを無くすようにしていますが入荷の状況がさらに悪化した場合、無痛分べんを制限せざるを得なくなる可能性があると話しているそうです。「出産を控えた方は心配なさらずにお待ちいただきたい」病院側は冷静な対応を求めているそうですが出産は必ずやってきます、その補助を受けられない不安は大変なことだと思う。早く元の状態に戻ってもらいたいと願いますが、そう簡単には解決できない国や製薬会社の実情があります、この薬の不足問題は今回に始まったことではありません、他にも不足している薬が沢山あるのです。

薬不足が続いている深刻な状況に医療機関や患者は困惑しています、解熱鎮痛剤、せき止め薬、胃薬、感染症の流行で需要が高まっているにも関わらず、メーカーからの供給が滞り、不足状態が続いています。不足の要因はいろいろな事が不運に重なったことが事態を大きくしています。その中で一番の要因はジェネリック医薬品のメーカーで品質不正が発覚した事件、他のメーカーでも製造上の不正が相次いで明るみになり業務停止などの行政処分が相次ぎ、薬の製造が止まって供給が不安定になったことです。製造業の事情はあるかもしれませんが、私たちの体の中に入れる物、人の命に関わる事の重大性が欠如していると思わざるえない事態でした。そこにコロナ感染が爆発的に広がり風邪によく使われる薬が激減していましました。この辺りはイレギュラーでしかないと思うしかありません。足りないのは薬だけに留まらず、人材や病床なども同じ状況でした。世界的に広がったコロナ感染は他の国でも薬の確保や奪い合いが起き大変なことになっていたそうです。製薬会社は増産や設備増設を視野にいれていますが、売上薄利の製薬業界では増設は難しく、稼働時間を増やす体制にも労働時間の壁や作業者の負荷が大きく限度があるのが実情だそうです。国が定める薬価により価格は抑えられ売上薄利の製薬会社にとって厳しい状況となっています。薬の値上げが10月にありましたが値上がりは困ると町の人は答えていました。保険料や医療費の値上げで薬代くらいは抑えたい私たちと薄利に苦しんでいる製薬会社とのギャップにいつかは崩壊してしまうのではと考えさせられます。薬の原材料は海外に依存しているのが現状です、日本は原材料のほとんどを海外に依存しています。製薬会社は国産原材料の開発に乗り出す考えですが、日本で同じ物を作ると5倍以上の生産コストがかかることに驚かされました。他にも薬を製造する機械は古い物を再調整して使う、製造にかかわった人材がかなりの高齢なので人材育成を初めからやり直すなど課題は山積みの現実に先行きは見通せません、あまり考えたくありませんが薬が無くて死ぬなんて時代がくるかもと思ってしまいます。海外から輸入される薬も沢山ありますがここでも国が定める基準に沿わなければ使うことは難しいのが実情です。安全性も非常に大事ですがその判断が難しい局面にきているのではないかと思います。道路交通法のように時代に合った基準に見直す時期に来ているのではと私は感じています。いろんなところに影響が出ている今の日本で、自分たちは大変なことになっていることも知らずに医療や薬があるのが当たり前と思っていた生活に、ホントに大丈夫なのか、個人レベルでは解決できないのか、日本の医療は崩壊するかもしれない日常をたた指をくわえて見ていることしかできないのでしょうか。子供たちの未来は暗く不安だらけだなと感じてしまいました。

今回は麻酔薬の不足から日本の薬事情を簡単にお話しました。私たちの命と健康に大きく関わる医療の現実、薬の製造や供給を支えるのは私たちの医療費や税金です。これらが上手く使われて私たちの健康が保たれています。国や製薬メーカーにはできるかぎり早急の対策を求めたいと思うその一方で、私たち自身も税金負担の議論に国民全員で話し合い、少しでもより良い医療に向き合う必要があるのではと思いました。薬も医療負担なんだと今回はいろいろ私も勉強になりました。私もそろそろ還暦になります、これから沢山の医療が必要になるかもしれません、治療に制限がある未来が来たら不安でしかないと思う、お金で解決する格差の医療も起きるかもしれない(この辺りは今も実際にはありますが)子供たちが医療で苦労することは考えたくありません、この先も社会保障を未来につなげていけたら、続けていけるように私たちの考えを変える必要もあると思いました。子供たちの明るい未来のために、私ができることは健康でいること、まず一歩として頑張っていこうと思います。それでも体に良くないコーラやお菓子はやめられそうにありませんので、軽く運動から始めていきたいと思います、これからもいろいろな物事の変化によって苦しめられることもあるかもしれない、良くなったこと成果が出なかったこと今までの生きてきた中にも沢山あると思います、成果は人によって結果は違います、時にはつまずき立ち止まってしまうこともあるでしょう。焦らずゆっくり、自分に合った生き方、自分にできそうな生活や仕事を見つけて、より良い未来のために一歩ずつゆっくりでもいいので確実に進めていきましょう。また良い情報がありましたら発信して参ります。

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