日本の食品ロス問題、私たちにできることは

こんにちは引きこもり主夫です。連休中の皆さんはどのようにお過ごししていますか、紅葉が遅れていると言われていますのでこの連休を利用して出かける人も多いと思います、私はと言えば聞くまでもなく家に引きこもりです、買い物に出かけたくらいです、家に居ましたが基本は必ず家のことをしています、この連休は窓とサッシの清掃をしました、結露が凄くてカビ臭いので時間をかけて清掃しました、少しずつ清掃して年末大掃除を少しでも減らす目的で行っています、みなさんも大掃除を少しでも減らすためにやってみてはいかがでしょうか。今回はちょっと気になったフードロスについて話してみます、引きこもりの私が好きな事は食べることです、唯一の趣味かなと思います、時間があれば食べ放題に行ってみたいなと思いながら動画を見たりしています、今年行った旅館の食事は食べ放題でした、沢山食べられることは凄くうれしい事だと思う反面、残った商品はどうなるの?が疑問です、フードロスなのかなと思いつつ食べています、実際はどうなるのかは私もわかりません、今回はフードロスについていろいろ調べてみました。

フードロス問題は、自分たちの食べる生活の中だけでなく生産・流通・消費のあらゆる段階で発生し、環境負荷や資源の無駄遣いに繋がっています。  

日本でのフードロスは年間約500万トン近くが捨てられているそうです。1日1万トン以上の食料が捨てられているのは非常に悲しいしモッタイナイです。1万トンはドラム缶で4万個になるそうです。これもわかりにくいですが相当な食料が捨てられているということです。

 フードロスの主な原因に賞味期限や消費期限の誤解、過剰生産・過剰在庫、形やサイズが基準に合わない食品などの規格外品の廃棄などいろいろな要因があります。このような無駄なロスを減らすために「リパッケージング」という新しい取り組みが進んでいるそうです、通常では販売されない物、賞味期限が近い、パッケージが破損している、規格外品などをリパッケージングによって新たな形で商品を作って販売することです。規格外品の積極的活用 、賞味期限間近の商品の再販売してロスを減らす 、コラボ商品の製造 ベーカリーが売れ残りパンをラスクやパン粉に加工して新しい商品として販売などの取り組みなどがリパッケージングはフードロス削減に効果的な手段の一つですが、大きな問題点やいろいろな課題が残されています。  

再加工や再包装は中小企業や小規模店舗にとって品質管理コスト負担が非常に大きいです。 廃棄予定の食品をリパッケージすることで得られる収益がコストに見合わない場合があります。 リパッケージ後の原材料、アレルゲン、賞味期限などを正確に明記することや 賞味期限など食品の安全性を確保するための温度管理や品質検査が不可欠であり、手間とコストを増加させます。 リパッケージ商品に対して消費者の意識は「劣化しているのではないか」「安全性が低いのではないか」という不安を抱き、購入を避ける傾向があり、一部の企業はリパッケージングすることで規格外品やリパッケージ品の販売が商品や会社のブランド価値を損なう可能性を懸念しています。 物流と在庫管理 に際してもリパッケージ品は賞味期限が近いものが多いため、迅速に販売する必要がありますが、これを実現する物流体制が十分整っていない物も多くあり、ストック中に必要となる冷蔵・冷凍保管のコストやスペースが企業にとって負担となります。 リパッケージ品の商品価値を効果的に消費者に伝えるのは容易ではありません。 フードロス削減やリパッケージ商品の重要性を十分に理解していない消費者がまだまだ多くみられます。 都市部では需要が高い一方、地方ではリパッケージ品の流通や販売が進みにくい傾向があります。 食品メーカー、小売業者、リサイクル業者の連携が不足しているため、リパッケージの取り組みが断片的になりやすいなど、まだまだ多くの問題点があります。

フードロス問題で外食をしていて私が気になった食べ放題(バイキング形式の飲食サービス)、人気の食材はすぐに持っていかれますが、興味がもたれていない沢山残った食材はどうなるのか気になっている食べ放題ですが、フードロスの観点や経済的な側面から成功を収めるケースもあるそうです、経営を維持するにはいくつかの課題があります。その実現可能性と問題点を整理すると以下のようになります。

  1番のメリットといえば定額で沢山食べられるという消費者にとっては魅力的で集客力につながる点が事業者にとっても最大の魅力です。   若者や家族連れ、食事量が多い人に人気など、ある程度一定数の来店が見込めるため売上予測が立てやすい、 原価率の低いメニュー(炭水化物や野菜など)を多めに提供し、高価な食材の比率を下げることで利益を確保、 同じ食材を複数のメニューに使い回すことで仕入れた食材を効率的に消費できてコストを抑えることができます。 顧客が自分で取る形式のため、オーダーミスによる廃棄削減ができることやセルフサービス形式は接客にかかる人件費を削減できる 。 提供する量を客の動向に応じて調整したり 時間制限を設けることで、店舗の効率的な運営が可能など、食べ放題のビジネスモデルがやっていける理由だそうです。

反面、食べ放題経営の課題においては原価率を上回る食材を消費された場合では利益率が低下してしまう。 高価な食材と安価な食材の提供消費バランスが崩れてしまってもコスト超過につながってしまいます。 来店客数が少なかったり人気メニューの需要を正確に予測できない場合は他の食品ロスが増える、 一部の顧客が取りすぎて食べ残すこともフードロスの原因になります。 食べ放題は価格が固定されているため客単価を上げるのが難しく 集客が減少した場合は薄利のため利益が確保できなくなる。 コスト削減のために品質を下げるやメニュー減らすと顧客満足度が低下しリピーターが減少するので簡単にできない点や人気店では料理の補充が間に合わなかったり席数不足が顧客の不満の原因となり利益を押し下げる原因になることもあります。 セルフサービスであっても食材の補充や清掃作業には一定の人手が必要であり、人件費を抑えたことによる影響は少ないスタッフで効率的に運営しなければならないなど、それなりのリスクがあります。このようなリスク対策としては来店客数や食材消費量をリアルタイムで監視し在庫管理や仕入れを最適化、過去のデータを活用し仕入れと提供量を調整する。 一度に取れる量を小分けにすることで利益率の高いメニューを中心に提供して利益率を上げる、食べ残しに対策として追加料金を設定ことでコスト削減を考える店舗もあります 、90分や120分など時間を区切ることで回転率を向上させ1人当たりの利益率を上げることの工夫も非常に効果的です、 食べ放題は適切な管理と工夫を行えば十分に成り立つビジネスモデルですが、課題に対応するための柔軟な戦略が必要です。コスト管理や顧客体験の向上に注力しながら、持続可能性を意識した運営が求められます。また、フードロスを減らす視点を加えることで、環境面での評価も高まり、社会的な支持を得られる可能性も高い飲食ビジネスだと思います。このように運営者の手腕が大きく左右するのが食べ放題ビジネスでは重要なのではないかと思います、消費者とお店のニーズがマッチすればロスはかなり抑えられると思いますが、ニーズのズレや利用者の減少は大きなリスクや商品ロスにつながり難しい業界だとも思われます。 食べ放題は適切な管理と工夫を行えば十分に成り立つビジネスモデルだと思います、

  食べ放題の取り組みや問題点は飲食業界全体の問題点だと思います、フードロス削減のために、私たち一人ひとりができることは日常生活の中で簡単に始められる取り組みも多くあります。今度は個人レベルで実践できる具体的な方法をいくつか紹介します。  

  家庭でのフードロス削減は、小さな取り組みの積み重ねで大きな成果につなげやすい事が沢山あります。食材の購入前に冷蔵庫やストック品を確認し必要なものだけをリストにして購入して無駄な買い物を減らす。お金や食材だけでなく時間の節約にもつながります、  ウィークリーメニューを考えてから買い物リストを作成するといろいろな無駄を減らせます、一人暮らしや少人数家庭では、あえて大量購入ではなく少量パックを選ぶことで使い切りやすくなります。 購入時に賞味期限を確認し、使う予定が決まっている場合は期限が短いものを選ぶ事でロスを減らすことに貢献できます。 食材ごとに適した保存方法(冷蔵、冷凍、湿度管理など)を把握し品質を長持ちさせる。 野菜は湿度を保つために新聞紙で包んだり使い切れない食材や余った料理を冷凍保存で保存期間を延ばす。 冷蔵庫内を収納容器やトレイを活用して食材を分類して食材を見えやすく配置し期限切れや使い忘れを防ぐ。   野菜を切って冷凍保存する、余ったご飯を小分けして冷凍。 食材の皮や茎や葉など通常捨てられがちな部分も調理に活用。 野菜の皮でスープを作る、キャベツの外葉を炒め物に使う。 余った食材を別の料理に変える工夫をする。 カレーの残りでカレードリア、硬くなったパンでパンプディング。 週に1回冷蔵庫内をチェックして余っている食材を一気に使い切るメニューを考える。 食べられる量だけを調理して食卓でも一人分を少量から始める。 小さい事ですが沢山のできることが家庭の中に沢山あります。私もできるだけ捨てないように無駄な物はなるべく購入しないように食材を管理しています、家族でフードロス削減について話し合いをして食べ残さない意識を共有することも大切です。 大皿盛りではなく個別盛りや小分けで提供したり、多少過ぎても安全に食べられることも多いので期限切れ後の食材の安全性も勉強しながら、 賞味期限の食品を優先的に使用し無駄を減らしてロスを減らす。 食べるだけでなく生ごみをコンポストや生ごみ処理機で堆肥にして家庭菜園などに活用できます。アプリやデジタル機器を使って賞味期限を記録して通知したり 冷蔵庫内の在庫を管理して買い物リストに利用したりして効率よく進めるためにデジタルを上手く活用できます。  外食時には自分の食べられる量を注文する、量が多い場合は「小盛り」を選んだり友達や家族とシェアする。もし食べきれなかった場合に備えてテイクアウト用の容器を持参したり、店舗にある持ち帰り用の容器を利用する。 家庭でのフードロス削減は意識的な行動が大きな鍵です。小さな習慣でも長期的には環境への負担軽減や家計の節約につながっていきます。始めは小さな積み重ねではありますが投資と同じく長い行動が大きな流れとなって自分に帰ってくると思いますので、はじめの一歩になる行動を実行してみてもらいたいです。

食べ放題にはいろいろな疑問がありましたが、見方を変えてみれば商品を小分けにして一回に取れる量を制限したり低価格の食材や同じ食材を使って複数のメニューで提供できればコストを抑えながら理想的な事業モデルも可能ではないかと思いました。今のような何でも食べられるスタイルではなく品数を抑えながら必要な量を食べられれば必然的にロスを防げることでしょう、そのためには利用する消費者の意識改革が非常に重要で食の常識を変えていかなければならないと思います。将来は不必要な食材や贅沢な食材には「ぜいたく税」なんてことも必要かもしれません。お菓子やコーラなんて生きていくためには必要な物には程遠いと思いますので適応されてしまうことでしょう、心の栄養としては必要かもしれません。気候変動により生産数の減少、生産者の減少も日本だけではなく世界中で問題となっています。少ない食料の争奪戦も今後は国家間で大きな問題となることでしょう、未来の食料問題はジャガイモが1個500円なんて話もあるくらい食料確保は切実な問題です、そんな未来を子供たちに手渡ししたくはありません、食品ロスだけでなく食料確保に苦しむことのないように無駄のない食生活を目指していくことが必要です。子供たちの明るい未来のために、私たちにできることを一歩ずつ頑張っていこうと思います。これからもいろいろな物事の変化によって苦しめられることもあるかもしれない、良くなったこと成果が出なかったこと今までの生きてきた中にも沢山あると思います、成果は人によって結果は違います、時にはつまずき立ち止まってしまうこともあるでしょう。焦らずゆっくり、自分に合った生き方、自分にできそうな生活や仕事を見つけて、より良い未来のために一歩ずつゆっくりでもいいので確実に進めていきましょう。また良い情報がありましたら発信して参ります。

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