こんにちは引きこもり主夫です。12月に入り、関東でも雪が降り始めました。寒さで布団から出るのが大変な季節なりました。雪が降ると公共交通機関が止まったり遅れたりすることも多く、日常生活にもさまざまな影響が出て大変な時に車を利用する、雪道を走るためにスタッドレスタイヤを装着して運転している人も多いと思いますが、雪道での運転は慎重に行うべきです。スタッドレスタイヤを装着していても雪道の運転は普段の路面とは大きく異なり雪道のリスクは通常の路面に比べて5倍から10倍に増えると言われています。雪や氷で滑りやすく制動距離が長くなるなど思わぬ事故のリスクが高まります。
積雪路面では通常の乾燥路面に比べて3.2倍、凍結路面では5.4倍、つるつるした凍結路面では8倍、雪の日は道がすべりやすく、普段と同じ安全運転をしていても車が簡単にスリップすることがあります。首都圏では雪が降ると運転に不慣れな人による事故が増え通行止めや交通の混乱が起きやすくなります。雪道では事故の多くが雪に関係しており、スタッドレスタイヤを履いていても「これで大丈夫」と油断してしまうことが原因になることもあります。
雪道での運転には、次のような注意が必要です。
いつもと同じ速度や感覚で運転しない
急ブレーキをかけない
車間距離を通常走行時の倍以上あける
エンジンブレーキを使う
カーブや交差点での減速はより早めに、ハンドルはゆっくり切る、急ハンドルはさける
発進時はアクセルをじわりと踏み込み、ゆっくり発進する
スタッドレスタイヤは「雪道でも安全に走れる」と宣伝されていますが、その多くは新品のタイヤや整備された路面での優れた性能を強調したもので安全に止まれることもアピールしておりますが、アイスバーンのような厳しい条件での性能はあまり触れられていません。企業のマーケティング戦略による「雪道にはスタッドレスが必要」と思わされている企業戦略に乗せられている部分もあると考えられます。私はスタッドレスタイヤを否定しているわけではなく、普通の雪道を走る上では非常に優れた性能を発揮できる装着するメリットは高いと考えています。それでも私はスタッドレスタイヤを購入して使用することに対して特別なメリットを感じていません。多くの運転者が冬になると雪道に備えてスタッドレスタイヤを装着しますが、雪道での事故は依然として多く発生しています。もちろん、夏タイヤで無理な運転をして起きる事故もありますが、雪が多い地域でも事故が起きるということはスタッドレスタイヤを装着していても同じように事故が発生しているという現実を示しています。スタッドレスタイヤは確かに雪道に適しているものの完璧な安全を保証するわけではなく、スタッドレスタイヤでもスリップ事故を完全に防ぐことはできないと考えます。
雪道では、普段の道路に比べて事故が何倍も多くなるため運転を避けるのが最善の選択です。雪道での事故の多くは普段と同じ感覚で運転してしまうことが原因です。特に「ゆっくり走れば大丈夫」と思いがちのドライバーは多く、いつも通りの運転が思わぬ事故につながっています、特に安易なハンドル操作は簡単に滑ってしまい最悪の場合スピンしてしまいます。雪道では真っすぐ走っていても滑ることも多く、交差点などを曲がる際の不安定な運転では滑るリスクが大幅に高まります。どの道も曲がらずに目的地の向かうことができる運転者はいないと思います、雪道ではスピードを極力落として慎重にハンドルを操作する必要があります。それでもスピードが少し速いだけで車がコントロールを失い滑ったりスピンしたりすることがあります。それほど雪道は普段より運転が難しい状況なのです。コントロールを失い滑ってしまう原因は車が路面で踏ん張れないためです。人が氷の上を歩いて滑るのと同じで、車も滑り始めると制御がきかなくなります。雪道はとても不安定な路面で運転しているということを忘れてはいけません。スタッドレスタイヤを履いているからといって雪道を過信するのは危険です。メーカー説明でもスタッドレスタイヤは「圧雪、新雪、湿った雪」では効果を発揮しますが、「凍結路面やアイスバーン」には弱く効果が低下する恐れがあると記載されています。凍った道ではどんなタイヤでも車が滑りやすくなり特に危険です。これはスタッドレスでも避けられない状況ですので凍結した道では細心の注意が必要です。
雪道の危険性を思い知らされる動画として、「曲がれない!止まれない!上がれない!札幌の壮絶な朝《スーパーアイスバーン》 2024-1-10撮影」という映像があります。この動画を見れば、スタッドレスタイヤでも無力な状況がよくわかります。雪道や凍結路の運転する難しさを理解するためにも、興味がある方はぜひ視聴してみることをお勧めします。関東地方に住む方々の中には「こんな状況はありえない」と思うかもしれませんが、そうした油断が過信に変わると同じような危険に直面する可能性があります。除雪が進み整備された路面であっても、凍結してしまえば車の制御はほぼ不可能になります。動画の中では、撮影者の目の前で多くの車が滑ったり、コントロールを失ったりする場面が映し出されています。このような状況では、どんな車やタイヤであっても無力です。特に「スーパーアイスバーン」と呼ばれる凍結した路面では、スタッドレスタイヤでも十分なグリップを得ることが難しく、曲がることも、止まることも、上ることもできないことがよくあります。この動画が示しているのは、雪道の運転がいかに危険であるかという現実です。安全に見える状況でも、突然の凍結やアイスバーンにより、一瞬で危険な事態に陥ることがあります。本当に雪道での運転は怖いものです。車の性能やタイヤに頼り切るのではなく、雪道での運転そのものを極力避けることが安全対策の基本ではないかとも考えます。
スタッドレスタイヤは使用年数が原因で性能が大幅に落ちることは少ないですが、過信は禁物で定期的な交換が重要です。雪道では走行は可能ですが、最も重要なのは「止まる」ことです。夏タイヤ でも前に進むだけなら可能な場合がありますが雪道で止まるのは非常に危険で困難です。スタッドレスタイヤは雪道に対応した構造ですが、適切な速度でないと止まれません。また、凍結路面ではスタッドレスタイヤでも十分に制御できない場合があるため、凍結路面ではスタッドレスタイヤでも十分な制動力が得られず、夏タイヤと大差がない場合もあります。雪道での安全な運転について学ぶために参考になる動画「走れても止まれない、雪道のノーマルタイヤ(JAFユーザーテスト)」この動画では、ノーマルタイヤが雪道でどれほど危険かを実証しており、雪道での運転する難しさを理解するための内容となっています。興味がある方はぜひご覧ください。いろいろと調べていて驚いたのは、4輪すべてにスタッドレスタイヤを装着していない車が存在するという事実です。これは正しい使い方ではありません。スタッドレスタイヤは4輪すべてに装着することで本来の性能を発揮するように作られていますのでそれ以外の装着方法は非常に危険です。動画「前輪駆動車で前輪だけにスタッドレスタイヤを装着すると危険です」という国土交通省が紹介している動画では、この危険性が具体的に示されています。例えば、前輪だけにスタッドレスタイヤを装着すると後輪が滑りやすくなり、車の挙動が不安定になります。このような不適切な使い方は、事故のリスクを大幅に高めるため絶対に避けるべきです。雪道で安全に運転するためには、適切な装備と正しい知識が必要です。スタッドレスタイヤは4輪すべてに装着し、状況に応じて金属チェーンを追加で使用するなど、安全を最優先にした対応を心がけましょう。これらの動画を参考に、雪道でのリスクをしっかり理解しておくことをお勧めします。
「4WDなら雪道は大丈夫」という神話についてですが、これは走行に関しては一部正しいかもしれません、ただし止まることに関してはどんな車でも同じであり、4WDだからといって特別な優位性はありません。止まる際に重要なのはタイヤの状態と雪や路面の状況です。悪路を得意としている4WD車でも過信せずに慎重に運転することが必要です。また4WDにスタッドレスタイヤ装着車であっても雪道に強いものの万能ではなく、特に凍結路面ではその効果が限られます。そのため4WDに限らず全てのクルマは金属チェーンを車に常備することをお勧めします。私自身、最悪の事態に備えて金属チェーンを常に持ち歩いています。確かに金属チェーンの取り付けには手間がかかりますが、凍結した路面でもある程度の効果を期待できるため安心感があります。実際トラックドライバーの多くはスタッドレスタイヤの他に金属チェーンを常備しており、これは雪道や凍結路面での安全を確保するための基本となっています。ただし金属チェーンでもアイスバーン(凍結した氷の道)には限界があり、完全に効果を発揮するわけではありません。雪道では車の性能や装備だけに頼らず「車は無力だ」と認識し、安全運転を心がけることが重要です。
スタッドレスタイヤを装着していれば雪道を走れることはわかりましたが、いちばん重要なことは「止まる」ことです。どんなタイヤや装備でも止まる際の基本は変わりません。最も重要なのは、万が一の事態に備えて、十分な車間距離を保ち、慎重にブレーキをかけて確実に止まることです。雪道では特に慎重な運転が求められます。事故に遭わない最も安全方法はただひとつ、運転しないこと、乗らない事です、事故を避けることができるし運転のストレスからも解放されます、雪が降った場合、無理に運転をするのではなく場合によっては諦めることも重要です。都心部では1週間もすれば除雪作業が進み、安全な状態に戻ることが多いので、乗らずにリスクを避けることが一番の予防策です。リスクを避けることで、事故の危険を減らすだけでなく、事故による無駄な出費も避けることもできるでしょう。雪道での運転は慎重に、そして冷静に考えて行動しましょう。安全第一を心がけ時には運転をやめることでリスクを避けることが、最終的には最も合理的で賢い選択なのではないでしょうか。これからもいろいろな物事の変化によって苦しめられることもあるかもしれない、良くなったこと成果が出なかったこと今までの生きてきた中にも沢山あると思います、成果は人によって結果は違います、時にはつまずき立ち止まってしまうこともあるでしょう。焦らずゆっくり、自分に合った生き方、自分にできそうな生活や仕事を見つけて、より良い未来のために一歩ずつゆっくりでもいいので確実に進めていきましょう。また良い情報がありましたら発信して参ります。
コメント